Fiat 500を見てきました

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いいですよ、Fiat 500。
これは売れそうな予感がします。
実際、ディーラーの人によるとボディカラー “ボサノバ ホワイト” はすでに半年待ちだということです。
ドアの開閉もカチッとしていましたし、ボディもしっかりしていそうです。
ただ、ボンネットやリアゲートを閉めたときの感じはちょっとチープな印象を受けます。
でもこれは、このクラスのクルマでは仕方のないことだと思いますので、短所ということではないです。

で、何より好印象だったのが内装。
もちろん外観も “Cinquecento” のイメージを踏襲していて好感が持てるのですが、それ以上に内装の雰囲気が素晴らしい。
このあたりはさすがイタリアということなんでしょうね。
特にダッシュボード、スピードメーターのデザインが好きです。
上に貼っているブログパーツを見てもらうとわかると思いますけど、素敵でしょ 😀

でも残念なのはカラーバリエーションの少なさ。

ボディカラーは6色で、シートカラーは “ブルー/アイボリー” と “ブラック/アイボリー” の2種類しかない。
内装は落ち着いた中にもポップな雰囲気もあり好きなのですが、本国のようにボディカラーが12色もあって、様々な組み合わせができる環境がうらやましい。
日本ではそういう売り方は難しいのかなぁ…
おそらく日本国内で製造していれば、カラーバリエーションをもっと豊富にできるんでしょうけどね。
このあたりが輸入車の悲しさかな。

このクラスのライバル車として真っ先に思い浮かぶのは “Mini” だと思うのですが、個人的には Mini より Fiat 500の方が好きです。
当然好みの問題もあるのでしょけど Mini と Fiat 500を見て感じたのは、『Mini は、現代の車を “Mini” のイメージで造ったまったくの新車で、Fiat 500は “Cinquecento” がモデルチェンジをして現代によみがえった』という印象です。
Mini は80年代の日産 “Be-1” と同じニオイがするのですが、Fiat 500はやはり Fiat 500です。
この微妙なニュアンスがうまく伝わるかわかりませんが…
以前も書きましたけど、どこかの雑誌で『Mini には嘘があるけど Fiat 500には嘘がない。』という言葉をあらためて思い出しました。

できれば試乗してみたいクルマです。
お客さんも結構いて、じっくりと見ることはできませんでしたので、今度落ち着いた頃にもう一度見に行きたいです。
Fiat 500 ABARTH の発売も待ち遠しいです。
そのうち “A112 ABARTH” も復活したりして… 😀

国産車メーカーのどことは言いませんが、若者に車が売れないなんて嘆いてないで、Fiat 500のような魅力ある車をつくってみたらどうですか?

そうそう、ブログパーツのダウンロードはこちらからどうぞ。

ちょっと表示がおかしいところもありますが…

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