第6回 WordBench 神戸のおさらい

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第6回 WordBench 神戸からすでに1週間も経っている。
で、今日はクリスマスイブ。
今年もあと1週間。
毎年同じこと言ってますが、1年ってあっという間ですよね〜。

12月17日にあった第6回 WordBench 神戸のおさらいをちょこっとまとめてみる。

まずは、

プラグインライブコーディング

すでに @horike37 さんがまとめてくださっていますので、そちらもご覧くださいませ。

WordBench神戸で作ったプラグインのソースコード公開します! « カクニンプラスのweb日誌

php に関しては、『コードを見れば何となくやっていることがわかるかも。』というレベルなのですが、そんな私にとってもたいへんわかりやすい解説でした。
サンプルのプラグインも面白かったし… 🙂
プラグイン API – WordPress Codex 日本語版にも書いてありますが、フィルターフックとアクションフックの違いやデータ登録用の関数である get_option() と update_option() などの説明もとても勉強になりました。

あと、WordPress には、管理画面用のスタイルがあらかじめ用意されているというのを聞き、上記の API フックもそうですが、あらためて WordPress が支持されている理由が何となくわかった気がします。
プラグイン開発者、およびプラグインが多いのも頷けます。
ただし、プラグインを開発する場合や使う場合には、デバックモードで確認しましょう。
次のテーマコーディングにも出てきますが、デバックモードでの確認をしない人が多いようなので、必ず習慣づけた方がいいかも知れませんね。
そういう私も含めて…

それと個人的には、functions.php に記述する場合とプラグイン化する場合の線引きについてお伺いできたのがよかったです。
あくまでも @horike37 さんの基準ですが、『なるほど』と納得いたしました。
確かに何百行も書かなくてはいけない場合はプラグインにした方がいいかも知れませんよね。
また、行数は少ないけども色々なサイトで使うことが予想される場合も、その都度 functions.php に書くよりプラグイン化した方がいいですね。

しかし、php をもっと勉強しなければといけないと痛感しました…

次に

テーマライブコーディング

こちらもすでに WordPressテーマを作成する際に知っておくと便利かもしれないエトセトラ #wbkobe | 神戸のフリーランスWebマスターの日報にまとめていただいています。
子テーマによるサイト制作ということなのですが、これに関しての理解度はほぼ間違っていなかったと思う。
まぁ、それほど難しいことではないと思いますので、間違っていないからといって自慢にもなりませんが…

今回は、親テーマに Toolbox を使用しました。
その理由は、WordPress を提供している automattic が制作したテーマであるということと、スタイル(装飾)が最低限であるということ。
確かに親テーマにする場合は、最小限のスタイル・レイアウトの方がサイトのデザインはやりやすい。
ただし、Toolbox はアイキャッチ機能がないので、そのような機能が必要な場合は自ら functions.php に記述するか、必要とする機能が搭載されたテーマを親テーマに選択しなければいけません。
要するに、これからデザイン・構築しようとしているサイトに適したテーマを選ぶということ。
当たり前といえば当たり前なのですが…

例えば、レスポンシブ・ウェブ・デザインのサイトを構築したいのであれば、標準のテーマである『Twenty Eleven』を親テーマにするのもひとつの選択肢だと思います。

上記のプラグインライブコーディングでも書きましたが、テーマでも Debug Bar を使って確認しましょう。
Debug Bar の WP Query を確認すると表示しているページのテンプレートファイルがわかりますので、とても重宝します。
また、Theme-Check プラグインでテーマのチェックをした方がいいのですが、コーポレートサイトなどで意図的に『comments.php』などのテンプレートファイルを作成しない場合でもエラーになるので、そのあたりは臨機応変にということで…

で、今回一番目からウロコだったのが、『front-page.php』の存在。
ホームページ(トップページ)には『home.php』を使うものだと思っていたんだけど、表示設定のフロントページの表示を固定ページにした時にどうも動作がおかしかったので、今まではホームページ用に『site-home.php』などの任意のテンプレートファイルを作成して固定ページからそれを選択していた。
テンプレート階層 – WordPress Codex 日本語版で確認すると、バージョン 3.0 以降はフロントページ表示に『front-page.php』が使えるみたい。
フロントページの表示が『最新の投稿』、『固定ページ』のどちらでも適用されるようです。
やはり、 WordPress Codex をまめにチェックしないといけませんねぇ。
解説本やブログなどでもこれについては、ほとんど書かれていないのではないかなぁ。
これに気づく@HissyNC さんはさすがです 😀

子テーマの場合にテンプレートファイルを読み込むのには、get_template_part というテンプレートタグを使いましょう。
子テーマを使わなくても WordPress 3.0以降の場合は get_template_part を使った方が何かと便利かもしれません。
get_template_part( $slug, $name ) で、{slug}-{name}.php” を呼び出してくれるのでありがたい。
確か、従来から使われている PHP の include 文を使う方法だと TEMPLATEPATH が、親テーマのパスになるはず。
なので、子テーマの場合は STYLESHEETPATH を使うのだったと思う。
<?php include TEMPLATEPATH . ‘/hogehoge.php’; ?> ではなくて、<?php include STYLESHEETPATH.’/hogehoge.php’; ?>
これは、『get_template_directory_uri』と『get_stylesheet_directory_uri』でも同じなのではないでしょうか。
標準的なテーマの場合は、あまり気にすることではないかも知れませんが、子テーマを使う場合は注意が必要ですね。

最後にスタイルについて便利な『body_class』と『post_class』テンプレートタグの紹介。
それぞれ、『ページ種類に応じた class 属性を表示』と『各投稿に応じた classs 属性を表示』してくれるので、スタイルをあてるのにとても便利です。
やたらと class が長くなるのが玉に瑕ですが… 🙂
それと重宝するのが、WordPress が出力するデフォルトの CSS チートシートである Default WordPress Generated CSS Cheat Sheet for Beginners

これらをうまく活用するとかなり効率的にテーマの作成ができるのではないでしょうか。

それにしても、今回もためになった WordBench 神戸でした。
ありがたいことです。

ということで、第6回 WordBench 神戸の内容について、もし間違っていたりしたら指摘してくださいな。

クリスマスイブにブログをアップしても誰も読んでくれないだろうなぁ… 🙁
ではでは。

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