MacBook Air をさわってみた

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MacBook Air が展示してありましたので、さわってみました。
以前の記事で、Apple の広告がうまく “実物は写真程、薄く感じないかも” と書いたのですが、実際に現物を見てもやはり薄かったです 😀
ヒンジ部周辺はそこそこの厚みがあるのですけど、側面から底面へと続くアールのデザイン処理のおかげで、前からだけではなく斜め上から見ても薄く感じます。
特に液晶ディスプレイが薄い。
横に MacBook が置いてあったので、より薄く感じたのかも知れませんけどね。

質感も MacBook Pro とは違う。
MacBook Air を移動できなかったので、MacBook Pro と並べて比べることはできませんでしたが、明らかに違うと思います。
また、見た目の印象だけでなく手に持った感触も MacBook Pro よりもしっくりと手に馴染む感じがする。
おそらく、これが “酸化皮膜処理したアルミニウム製” ということなのだろう。


液晶ディスプレイは指1本でスムーズに開き、反対の手でボディを押さえることも必要ないくらいです。
ただ、開け閉めをくり返しているうちに数回だけ60°くらい開いたところでボディが浮き上がることがありましたけど、反対の手が塞がっていることの方が少ないと思いますので、ちょっと手を添えれば済むことだと思いますし、それほど問題ではないでしょう。
これだけスムーズだと使っているうちにガタつくのではないかと心配してします。

MacBook とも MacBook Pro とも違うキーボードもタッチは悪くない。
どちらかといえば MacBook に近い感じがします。
バックライトキーボードを採用していますが、まわりが明るすぎましたのでバックライトの確認はできませんでした。
デザイン的にも MacBook や MacBook Pro のようにボディと同色じゃなく、黒いキーパッドがPowerBook チタニウムのようなデザインでとても好きです。

MacBook Air はマルチタッチテクノロジーを採用しているわけですが、これにはちょっと “慣れ” が必要な気がします。
展示機には、写真などのファイルもなくインターネットにも繋がっていなかったので、マルチタッチのアクションをすべて試していませんが、なかなか難しい。
iPod touch でお馴染みの拡大・縮小は簡単に操作できるのですが、スクロールや Cover Flow のように指をスライドするアクションの場合、知らず知らずのうちにカーソルがターゲットからずれてしまう。
まぁ、何も見ずにいきなりマルチタッチを試しているわけで、マニュアルには何かしら “コツ” が書いてあるのかも知れませんね。
いずれにしても慣れれば問題ないと思います。

ただ、残念なのはクリックボタン。
デザイン上、2ボタンにしたくないのであれば、1ボタンのままシーソー式で “左クリック”、”右クリック” と機能を割り振ることは技術的に可能だと思います。
マルチタッチジェスチャーに対応するためにトラックパッドはかなり大きくなり、それに合わせクリックボタンも左右に長くなっています。
これだけ長さがあるのなら、シーソー式のボタンは簡単に実現できたと思います。
Leopard で Boot Camp が正式に採用され、『Mac で Windows を使える』というのであれば “右クリック” にも対応して欲しかったです。
マウスだって Mighty Mouse になって1ボタンじゃなくなったんだから、Apple もラップトップのクリックボタンをそろそろ変更する時期なんじゃないのかなぁ…

MacBook Air 唯一の有線ポートがある I/O ドアは、カチッとした動作で好感が持てました。
このあたりは Apple のこだわりなんでしょうね。
PowerBook G4 アルミニウムや MacBook Pro のデザインがあまり好きではなかったのですが、MacBook Air は PowerBook G4 チタニウム以来の好感の持てるデザインだと思います。

ただ、Mac 以外に Windows のラップトップは Let’s Note を使っているので、重さに関しては…
でも、ほ・し・い。

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