Safari 4を使ってみた

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Safari 4

6月8日の WWDC 2009で発表のあった Safari 4をさっそく使ってみました。
Safari のダウンロードサイトからダウンロードしましたが、ソフトウェア・アップデートでもアップグレードが可能です。
インストールして最初の起動時には、アニメーションが表示される。
OS X を初めて起動したときのアニメーションの Safari 版という感じかな…

Acid3 100/100:Apple、“世界最高速の”新Webブラウザ「Safari 4」リリース – ITmedia News

HTML 5とCSS 3をサポートし、「Snow Leopard」上ではプラグインのプロセスが切り離されることにより、クラッシュの影響を受けないようになる。

で、使ってみた印象は今までとあまり変わった感じがしないというのが、正直な感想。
もちろんこれには理由があって、実行速度が4.5倍高速化された JavaScript エンジン “Nitro” をチェックできるようなサイトを見なかったことや、新しくサポートした HTML 5、CSS 3を体感できるサイトを閲覧することができなかったから。
標準のツールバーのレイアウトが変わっていたりしますが、今までと同じように使えるということは悪いことではないと思う。
当然、 JavaScript、HTML5や CSS 3の機能をフルに体感できれば、かなり変わった印象を受けるのではないでしょうか。

また、新しい機能のひとつに最大24個のサムネイルを表示できる “Top Sites” というのがありますが、使い方によっては便利かも。
サムネイルのプレビューができるお気に入りということなのでしょうね。
プレビューイメージのアップデートでサムネイルの画像を更新できるので、表示するサイトを絞り込んでおけばサイトの更新状況がわかって便利ではないでしょうか。

Top Sites

この画像にあるサムネイル右上の ”星のマーク” は、そのサイトが更新されていることを示しているようです。

ブックマークや履歴の表示が “Cover Flow” で、グラフィカルプレビューができます。
このあたりは、『画像を表示することで重たくなるなら文字だけでいい』という意見もあるような気がします。
まぁ、賛否両論ある機能なんでしょうけど、ちょっと使うには楽しい 🙂
それにモノによってはグラフィカルに表示される方が見つけやすいこともありますからね。

Cover Flow

あとは、文字の拡大・縮小という機能が変わりました。
Safari 3までの表示メニューは『文字を大きく』『文字を標準サイズにする』『文字を小さく』でしたが、Safari 4では『拡大』『縮小』『テキストのみに拡大/縮小』になりました。
デフォルトでは、拡大・縮小は文字だけでなく画像なども含むページ全体を拡大・縮小します。
もちろん『テキストのみに拡大/縮小』にチェックを入れることで、従来のように文字だけの拡大・縮小も可能です。

最後に JavaScript について気づいたことを…
あるサイトで、jQuery の Libraries を使って “角丸” を表現していたのですが、Safari 3では “角丸” にならなかった。
当サイトや別のサイトでも使っていますが、ちゃんと “角丸” になっています。
何か他のスタイルやスクリプトと干渉していたのかもしれませんが、同じサイトをSafari 4で見てみるとちゃんと “角丸” になっていました。
う〜ん、Safari 3のバグなのかなぁ…

まっ、これから Safari 4になっていくだろうしあまり考えるのはよそう… 😀

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