新型インプレッサ

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Impreza
photo : http://www.subaru.jp/

毎度のことですが、エンジン性能や運動性能、足回りが4輪ストラットからフロント・ストラット、リア・ダブルウィッシュボーンに変更されたというようなハードなどのレポートは、自動車ジャーナリストの皆さまにおまかせして、ここではエクステリア・デザインについて。

まず、第一印象はすごくスポーティな感じを受けます。
実際、『新快適スタイル』というコンセプトで、”スポーティ”、”カジュアル”、”コンパクト” というキーワードに沿って開発されたようです。
でも、『インプレッサ』という感じがしない。
先代のインプレッサにもスポーツワゴンがあったのですが、やはり4ドアの印象が強かったので、ちょっと違和感があるんですよね。
まぁ、インプレッサがデビューしてから15年間も基本的なパッケージを変えなかったので、仕方のないことなのかなぁ
しかし、ハッチバックというセグメントに狙いを絞り開発したのは正解ではないかと思います。
5ドアハッチバックだけという設定にしたことで、デザインにも活かされているような気がします。(北米仕様には4ドアもあります。)
日本でも何年か前にワゴンブームがありましたし、ヨーロッパでは小型ハッチバック車はごくごく一般的です。(インプレッサは小型車というより C セグメント車になると思いますが…)

マツダ・アクセラとセグメント、スタイルともかなり共通しているような感じがします。
アクセラもかなり綺麗でスポーティなデザインだと思いますが、インプレッサはそれ以上にスポーティな印象です。
おそらくサイドのキャラクターラインが軽快な印象を与えているのだと思います。
ちょっと BMW 3シリーズのキャラクターラインに似ているようにも見えますが、このラインがインプレッサのデザイン上かなり大きなウエイトを占めている感じがします。
特にリアホイルアーチからキャラクターラインにかけてのリア・フェンダー部の『アール』の処理が綺麗です。
デザインだけでなく成形(プレス)も難しいと思うのですが、うまくデザイン処理してますよね。

フロントグリルに関しては、微妙です。
“スプレッドウイングスグリル” はやめたのかなぁ。
アンドレアス・ザパティナスのデザインしたスバルのデザイン・スタディだったのでは?
“スプレッドウイングスグリル” を採用していればいいのかというと、そうではなくてグリルのクローム部の処理が好きになれないということです。
それと、これも好き嫌いの別れるところだと思いますが、リア・コンビネーションランプ。
先代までの『ボテッ』としたテールランプに比べるとかなりスマートでデザインも綺麗な印象ですが、個人的には白いテールレンズが好きではないので、インプレッサのテールランプ廻りも好きではないです。
白いテールレンズが好きではない理由として、デザイン的に綺麗に違和感なく見せることが難しいと感じるからなんですよね。
まぁ、このあたりは個人的な好みの問題が大きいとは思いますけどね…

新型インプレッサはちょっと気になるクルマです。
9月頃に発売されるであろう STI バージョンが待ち遠しい。
それに WRC 仕様がどのようになるかも興味津々。
デイビッド・ラップワースが SWRT に復帰したようですしね。

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