MINI CLUBMAN

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MINI CLUBMAN
photo : http://www.mini.jp/

2週間ほど前に MINI CLUBMAN を見てきましたけど、やはり “Mini” ではない。
かつての Mini のイメージを残した別のクルマですよね。
CLUBMAN を見てますますそういう印象を受けました。
というのもすごく大きくなった感じがするんですよね。
実際、ホイールベース、全長とも長くなっています。(全長が240mm 延長、ホイールベースは80mm 延長)

でも、決してダメだと言っているのではなく “Mini” じゃなくなった感じがするだけで、クルマとしてはとても良くできていると思います。
全長が長くなった分、後席の足下にかなりゆとりを感じます。
また、後席にもアーム・レストと収納ボックスも装備して、居住空間はかなり良くなったと思います。

で、今回の Clubman の特徴といえば “ドア” ですよね。

まず、ボディ右側のドア。
所謂、観音開きタイプのドアになりました。
構造としては Mazda RX-8 と同様、前席ドアを開けないと後席ドアは開くことはできません。
このシステムって Mazda の特許ではなかったのかなぁ。
それともライセンス料を払っている?

このドアのおかげで、後席の乗り降りはかなりスムーズです。
ただ、右側にあるのがねぇ…
日本だとやはり左側にないと、あまり意味がないと思うんですけどね。
ディーラーの人曰く「最近は路上駐車が少なくなりましたから、それほど問題ではないと思います。」と言っていましたが、それはちょっと違うでしょ 🙂
右側から乗り降りするということは、道路側に乗り降りするわけですから、歩道側に比べてやはり危険度は増します。
まぁ、Mini の母国はイギリスですので本来は “右ハンドル” が基本だと思いますが、現状の Mini は “左ハンドル” がベース車になっているんでしょうね。
それと給油口が左側にあるので、現実的に無理だったんだと思います。

かつての Clubman の特徴であるリアの観音開きドアも取り入れられました。
このスプリットドアも右側からしか開かない。
冷蔵庫のように左右どちらからでも開くことができるようにするには、構造的に難しいのかなぁ。
構造だけじゃなく、安全面でも色々と制約があるのかも知れませんね。

通常の Mini では、センターにあるマフラーが Clubman では左右出しへと変更になっています。
これは、Clubman という性質上荷物の出し入れが多いだろうから、『センターにあると邪魔になる』という理由だと思う。
まぁ、リアのスプリットドア、雨の日以外は使い勝手は良さそうです。
上に開くリアゲートの場合は荷物の出し入れ時、雨よけにもなりますからね 😀

最後にあまり好きではないところを…

C ピラーからテールレンズを覆うカバー(リアドア)、リアバンパー上部に続くシルバーもしくはブラックのライン(ラインといってもかなり幅は広いですが…)が好きじゃない。
まず、テールレンズを覆っている部分が野暮ったく感じます。
リアのドアがその部分も含めて開きますし、開口部を大きくするとこの方法しかないのかなと思いますけど、やはり野暮ったい。
古臭く見えるかも知れませんが、外側ヒンジでもよかったのでは?
それとカラーリングがねぇ。
ルーフをホワイト(無理ならシルバーで妥協しますが…)、C ピラーをブラック、テールレンズを覆っている部分とリアバンパー上部はボディと同色。
というようなのがいいと思うんだけどなぁ。

このリア部分のカラーリングも以前の Clubman のイメージなのかなぁ。
といってもウッドでしたけどね、昔は…

本国では 早くも John Cooper Works 仕様が発表になったようです。
Clubman 専用のカラー “ホットチョコレート” というカラーが売れているらしい。
実際の “ホットチョコレート” を見ると、確かにちょっとノスタルジックな雰囲気のいい色でした。

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