まるまる引用とは?

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Web で調べものをしているときにたどり着いたサイトで、あるツールのインストール方法が載っていたのですが、その見出しに『●●さんのサイトよりまるまる引用』と書いてありました。
” まるまる引用 “って… 🙂

” まるまる ” っていう表現も笑えるのですけど、意味は全部ってことですよね。
ということは、ぜ〜んぶを引用したってことですか?
全文引用って、まるでメールの返信じゃないですか。
ソースを確認すると一応 <blockquote> を使っていますので、引用としての認識はあるようですし、他の文章との区別も出所の明示(リンク)もあります。
でも、引用する必然性であるとか ” 主・従 ” の関係がちょっと…..
もちろん盗用するよりはいいのですが、全部引用というのはねぇ。
で、このサイトというのが中小企業の IT 支援サイトでインターネット関連の情報を調査・発信しているサイトらしい。
インターネット関連の情報を調査・発信していても、引用の意味を理解していないように思えます。

偉そうなことを言っているこのサイトは大丈夫なのかというと、正直ちょっと怪しい部分もあります。

例えば、外部サイトにリンクしている画像は引用のつもりで掲載しているのですけど、解釈によってはダメかも知れません。
それこそ、その画像がなければ文章が成り立たないのかと言われれば、身も蓋もない。
一応、著作権関連の書籍やパソコン通信時代のニフティのフォーラム、最近は Web で自分なりに色々と調べてある程度の理解はしていると思うのですけど…..
特にモノを制作する立場なので制作物の著作権は守ってほしいと思っています。
だから、他の著作物に対しても気をつけているつもりです。
ただ、このサイトでも ” 英国ロイヤルメールのビートルズ記念切手 ” や ” Apple Corps と Apple Inc. が、やっと和解したんだ ” などで掲載している写真は自分で撮影した画像ですが、これは厳密にいうと著作権侵害やパブリシティ権の侵害になってしまいます。
アフィリエイトになると OK ですので、できるだけアフィリエイトの画像を使うようにしていますが、それはそれで小遣い稼ぎをしているようだし…..
それに使いたい写真がうまい具合にアフィリエイトにあるとは限らないので、当サイトでは引用という解釈で画像を掲載しています。
ですので、どうかご理解ください。

これだけ、一般の人がブログやサイトで色々なことを発信していると、気づかずに著作権侵害となっていることも多いのでしょうし、引用や転載などの意味も理解されていないこともあるのでしょうね。
まぁ、某有名サッカー選手のサイトでもかつて ” 無断引用禁止 ” と表記されていたくらいだし、公的であるといわれているブログで『個人的な日記だから』と開き直るサイトもあるくらいですので、なかなか理解されていないのが現実なんでしょうね。

まっ、私も含めて著作権には十分注意しましょうということです。

著作権については、文化庁 | 著作権へどうぞ。

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