Swing Journal 誌が休刊…

この記事をフルスクリーンで見るフルスクリーンモードを終了するには Esc キーを押してください。または、ココをクリックしてください。

スイングジャーナルが7月号を最後に休刊するらしい。

スイングジャーナル:7月号をもって休刊 – 毎日jp(毎日新聞)

60年以上の歴史を持つジャズの専門月刊誌「SwingJournal(スイングジャーナル)」が6月発売の7月号をもって休刊することになった。スイングジャーナル社は、20日発売の6月号で休刊を発表する。

ちょっとさびしい…
私が生まれる前からある雑誌ですからね。
Web SwingJournal にはまだ発表がありませんが、ADLIB(姉妹誌)が休刊していたのも知らなかった。
元々、毎月定期購読するような読者ではありませんでしたけど…

10年くらい前だったか、知り合いのボーカリストがスイングジャーナルから取材を受けたので、その内容をサイトで使用してもいいか編集部に問い合わせたことがあります。
もちろん、このサイトで使用するのではなく、ボーカリストのサイトで使用することに対する許可の問い合わせです。
結論から言うと許可はいただけなかったのですが、あれこれ聞かれたことを思い出します。
カメラマン、ライターなどの著作権がありますのでダメだろうと思っていましたが、オフィシャルサイトの確認も重要な要素だったようです。
基本的には、どんなサイトでも許可をしないらしいのですが、いわゆるファンサイトは問題外らしい。
当然、オフィシャルサイトだし、当時としてはしっかりと作り込んでいたサイトなので、好印象だったようです。(お褒めの言葉をいただいたのを覚えています…) 😀
まぁ、それでもダメだったんですけどね。
ただ、インタビューの掲載ページを撮影した画像を使うことの許可はいただきました。
カメラマン、ライターにもその旨連絡していただけました。

予断ですが、同時期に Jazz Life 誌にもインタビュー記事が掲載されたのですが、こちらはカメラマンとライターと雑誌名の明記を条件に一部転載(写真の使用も)の許可をいただけました。
当時、「出版社によって違うんだなぁ」と感じたことがなつかしい。 🙂

それにしてもスイングジャーナルが休刊っていうのは驚きました。
まぁ、廃刊ではなく休刊なのでそのうち復刊してくれると期待しよう。

出版業界の衰退があれこれ言われていますが、スイングジャーナルのような雑誌こそ電子書籍化するべきだと思うのですけどね。
というか、電子書籍に最適な気がしますが…
電子書籍なら『記事と連動して、音源も聞くことができ、画像だけでなく映像も見れて、そのまま楽曲やミュージックビデオのダウンロード購入や CD や DVD を購入することもできる』ってなことが、可能ですよね。
それこそ色々な権利(著作権、肖像権 etc.)が絡みあって難しい問題が山積みだと思いますが、是非とも実現して欲しいです。
例えば、iPad で電子書籍版スイングジャーナルを見て、そこからライブの予約などもできるようになれば、ホールやライブハウスなどの新たなスポンサーを見つけることもできるのでは?
プラス紙媒体もあればクロスメディアのお手本みたいになると思うんだけどなぁ。

でも、簡単ではないでしょうけどね。

それにしてもジャズって若者から年配の方まで幅広く根強い人気があるし、BLUE NOTE BEST&MORE 1100の売り上げも好調だと聞いていたし、ジャズ人気というのも復活してきたのかなぁと思っていたのですけど、絶対的な需要が低いのですかね。

radiko でラジオがちょっと見直されてきているように、ちょっとしたきっかけかも知れないですね。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フルスクリーンモードを終了するには Esc キーを押してください。または、ココをクリックしてください。