“ひらパー” の テレビ CM

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9月も終わりだというのにまだまだ暑い日が続きますね。
数年前から夏が終わっていきなり冬が来るような感じです。
日本の四季が無くなってしまうと “行楽の秋” っていう言葉もなくなっていくんだろうなぁ。

で、 “行楽の秋” といえば “遊園地”、”遊園地” といえば “ひらかたパーク”。
というわけではないのですが、ちょっと “ひらかたパーク” のコマーシャルが気になります。

“ひらかたパーク” といえば、関西、特に北摂地域の人には馴染みのある遊園地だと思います。
私も子供の頃に遠足などでよく訪れたものです。
“ひらかた大菊人形展” で有名だったのですが、数年前に開催は中止されました。
歴史ある遊園地(現在営業中の遊園地では最も古い歴史を持つらしい)ですが、10年ほど前にリニューアルしたのを期に “ひらパー” という名称で広告を展開し、当時から色々と面白いテレビ CM を放映していました。
印刷媒体の広告しか知りませんが、東京の “としまえん” の広告と同じニオイがします。(関西在住なので “としまえん” のテレビ CM があるのか知りません…)
特に20年くらい前の “としまえん” の広告は、ユニークで面白かったと思います。

で、何が気になるかというと “続きは Web じゃなくて『ひらパーに』来園” というトコロ。

昨年あたりからよく目にするのは、『続きは Web で』というコピーとそれに合わせ、キーワードを入れた検索エンジンの『ボックス』と『検索』というボタンを押す映像です。
キーワードは、会社名や商品名であったりそのときのキャンペーンなどのキーワードだったりと色々です。
ひらかたパークの場合は、検索ボックスに『ひらパー』、ボタンは『検索』ではなく『来園』。
“ひらかたパークに来てね” と、ストレートでとてもわかりやすいです 🙂

確かにコマーシャルを見ながら、パソコンや携帯電話で検索する人は増えているようです。
特に21時、22時の5分前に検索されることが多いと言われています。
テレビ番組が終わって空いた時間に検索する人が多いということですので、コマーシャルで検索エンジンボックスを表示する手法が多いのも頷けます。
SEO や SEM をあつかった雑誌でも “検索エンジンを利用したキーワード広告” の特集記事が掲載されたり、企業の “検索エンジンと広告への関心” も高まっているようです。
これは、テレビ CM に限ったことではなく印刷媒体でも同じで、例えば電車の中吊り広告の検索キーワードを見て覚え、家に帰ってから検索することだってあります。
ですので、キーワードというのはとても重要だと思います。
会社名や商品名でいい場合もあれば、覚えやすいキーワードにする必要があったりと、興味を持ってもらえるようなキーワードの選定も難しいですよね。

“検索エンジンを利用したキーワード広告” も場合によっては、あまり意味が無いこともあるのかも知れません。
“ひらパー” の テレビ CM は、それを踏まえてあえてあのようなコマーシャルにしているのかも知れませんね。
確かに遊園地の場合、キャンペーンなどの情報をサイトで検索することもあると思いますが、それよりも来園してもらいたいと考えているのが本音だと思います。
“検索エンジンを利用したキーワード広告” をある意味逆手にとったコマーシャルだと思います。

話は変わりますが、今月は全然記事を書いていませんねぇ。
一応、3日に一度くらいは書こうと思っているのですが、今月は1週間に一度のペースでしたね。
だめですねぇ、もうちょっとマメに書くようにしないとね…

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