au INFOBAR 2

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INFOBAR 2
photo : KDDI au: au design project

先日、DoCoMo N905i、N905iμ、N705i について書きましたが、”デザインケータイ” といえばやはりこれでしょう。
そう、”INFOBAR 2” です。
前モデルが登場したときのインパクトほどではありませんが、それでも十分インパクトのある携帯電話です。
スペックもかなりハイスペックだと思いますが、ココではスペックのことは置いといてデザインについて少しだけ…

コンセプトモデルの発表から約1年、プロトタイプの形状をそのまま忠実に製品化したことに驚かせられます。
特に『デザインを崩してしまうのでは』と思っていたワンセグ用のアンテナを内蔵したことには感心させられました。(電波(放送)の弱いエリアではアンテナイヤホンの接続が必要みたいです。)
深澤直人氏によると『口の中で溶けかけた飴』がコンセプトだということです。
前モデルではボタンのひとつひとつがキャラメルっぽいと思っていたのですが、INFOBAR 2は全体が溶けかけた飴になっている。

サイズは幅が5mm 大きく、厚さが4.5mm 増しています。
個人的には、あと数ミリでも薄い方がいいような気もしますが、これくらいの厚みでアールをつけないとイメージが崩れるのでしょうね。
実際にモックアップを持ってみた感覚ではそれほど厚みも感じないし、逆にこれくらいの方が持ちやすいし手に馴染みやすい。
まぁ、手の大きさは人によって違いますが『計算され尽くした厚み』ではないかと思います。
高さが138mm で前モデルと変わらない。
液晶がこれだけ大きくなっても高さが変わらないというのは、ボタンを小さくしているわけですが操作感は悪くない。
キーを押したときも『カチッ』とした感覚があります。
このあたりは見た目だけでなく、実際の操作感にもこだわったであろうと思わせるところはさすがです。

深澤直人氏が手がけたアイコンメニューが見られなかったのは残念ですが、カラーバリエーションは一色増えています。
前モデルの『NISHIKIGOI』はそのまま継承、『BUILDING』が『SILVER』、『ICHIMATSU』が『WARM GRAY』ということなのかな。
個人的には『WARM GRAY』が好きです。
新しいカラーの『MIDORI』も派手かなと思ってましたけど、実物を見るとけっこうそうでもないです。
表面処理がシボ加工されていることがその要因だと思います。
シボ加工を施しているので、見た目の質感だけではなく手に持った感覚も他のカラーとは違います。
この表面処理を『WARM GRAY』でしてほしいなぁ。
ただ、シボ加工することでコンセプトの『口の中で溶けかけた飴』からはちょっと外れる気がするのは私だけかな。
“飴 = つや” っていうイメージがありますからねぇ。
まぁ、そこまで細かくコンセプトを追求しなくてもいいですよね 🙂
しかし、MAZDA デミオもイメージカラーが『ミドリ』だったような気がするのですが、流行なんですかね『ミドリ』。

コンセプトモデルにあったブルーとホワイトのカラーは、製品化されなかったのが残念です。

それと INFOBAR 2 のメーカー名が “au design project” となっていますが、前モデルと同じ三洋マルチメディア鳥取株式会社製じゃないのかなぁ。
そういえば J.D. パワー アジア・パシフィックの顧客満足度調査で三洋電機が満足度トップだったんですね。
それと京セラによる三洋電機株式会社 携帯電話事業の買収報道はどうなったんだろう。
先月の時点では、正式な決定ではないと京セラがコメントを発表していますが…

それにしても au の携帯電話って魅力的です。

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