ヤマギワ大阪のポール・ケアホルム展

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打ち合わせの時間まで1時間ほどあったので、近くのヤマギワ大阪店に寄ってみました。
ポール・ケアホルム展を開催しているのは知っていたのですが、セミナーやビデオ上映会は2月の上旬だったんですよね。

でも、作品は展示してあったので楽しく拝見させてもらいました。
おそらくPK8 だったと思いますが、とても綺麗な椅子でした。(型番を良く覚えていなくてすみません)
アルミニウムの3本脚が特徴ですが、ヤコブセンのアントチェアに通じるものを感じました。
アントチェアには4本脚もありますが、初期の製品は確か3本脚でしたよね。
で、そのアントチェアとは PK0 の発売をめぐって因縁があったのは全然知りませんでした。
PK0 が Fritz Hansen 社の発売候補にあがったのですが、実際に発売されたのはヤコブセンのアントチェアだったと…
それがきっかけかわずか1年で退社したようです。

その後、ポール・ケアホルム氏が亡くなってから製品の販売権が Fritz Hansen 社へ譲渡され、創立125周年を記念して1997年に45年の歳月を経て、600脚限定で PK0 が販売されたということはたいへん感慨深いですね。

ヤマギワ大阪店に寄ってみたもうひとつの理由に、何かデザイン家電の新製品が出ていないか見に行きたかったんですよね。

でも、電化製品を全然置いていない。

照明器具は置いてありますが、それも日本橋に店舗があった頃に比べると少なくなっている気がします。
B&O の製品は置いてありますけど、その他のメーカーの家電は見あたらないです。
ショップの人に聞いてみたところ、『基本的に家電はネットでの販売になります。また、店舗での販売はすべて取り寄せになります。』とのこと…
在庫をせずに商品を取り寄せることはいいのですけど、せめて商品は見本として展示して欲しいです。
やっぱり電化製品は実物を見てみないとわからないことも多いですからねぇ。
日本橋のときは色々と置いてあったのにね。
手にとって使い勝手を想像したり思わぬ発見があったりと、実際に商品に触れてみることは重要だと思うんですけど…
特にデザイン家電といわれる分野の製品は特にそう思います。

ちょっと寂しい気分になりました。

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