大阪生まれの大阪育ち、でも行ったことなかった “大阪名物くいだおれ”…

昨日で閉店した “大阪名物くいだおれ”
店の名のとおり大阪名物だと思うのですが、実はタイトルにあるように行ったことがありませんでした。

まぁ、大阪で生まれ育ったといっても子供の頃から家族で出かけるといえば、 “ミナミ” ではなく “キタ” だったので行ったことがないのも仕方がない。
“ミナミ” でよく遊んだ時期もありましたけど、その頃も行かなかったですね。
年齢的なこともあるのでしょうけど…

で、今まで道頓堀を歩いていてもそれほど “大阪名物” だと意識したことはありませんでした。
もちろん、”くいだおれ太郎（次郎）” と一緒に写真を撮っている人を見ると『大阪の有名スポットのひとつなんだなぁ』というのは思いましたけどね。
やはり大阪以外の人の方が、”大阪名物” っていう印象が強いのではないのかなぁ。
でも、”大阪名物” と意識したことがないといっても、グリコの看板やかに道楽のカニなどともに道頓堀の風景のひとつであることは間違いない。
そう、”風景” なんですよね。
あまりにも道頓堀の景色の中に溶け込んでいて、気づかなかったのかも知れない。
それを強く感じたのは、今日のニュースで流れてたシャッターが閉まっているお店を見たとき。
何とも言えない寂しさが…

街並みや風景が移り変わるのは仕方がないとわかっていてもやっぱり、ちょっと寂しいですね。
道頓堀も芝居小屋や映画館がいくつもあった時代から大きく変わってしまいましたからね。
昔は、道頓堀といえば道行く人の年齢層が高かった印象がありますが、今は若者が多いような気がします。
そうそう、そういえば昨年には近くにある戎橋（ひっかけ橋）の架け替えが完成し、映画 “ブラック・レイン” のロケで使われた “キリンプラザ大阪” もなくなってしまいました。
当時、たまたま通りかかって『何のロケなんだろう？”部長刑事” のロケにしては大掛かりだなぁ』と思ったのを思い出します。（関西以外の人には “部長刑事” はわからないですよね）
まさか、ハリウッド映画だとはね…

とにかく、こんなにも風景や人の流れが変わってしまうと、”大阪名物くいだおれ” の閉店も仕方のないことなんでしょうね。

長い間お疲れさまでした。

写真は直接関係はないですが、興味のある方は一度聞いてみてください。
いいアルバムですよ 😀
このジャケットが縁で、昨日はお店でライブをしたようですね。

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