radiko が試験期間を延長だって、そして FM COCOLO が…

先週末、radiko の試験期間を延長するというプレスリリースがありました。

「radiko」試験期間を3カ月間延長　 – ITmedia News

地上波ラジオをネットで同時配信する「radiko」の試験配信期間を3カ月間延長。8月末で終了予定だったが、週間で延べ300万人が楽しむなど、人気の高さに応えて実用化を目指す。

また、上記のニュースにあるようにあらためて人気の高さが伺えたりします。
そういう私も、今春から radiko で FM を聴くようになりました。
というより、再び聴くようになったといった方が正確かも知れない。

小学生の高学年、中学生時代にラジオの深夜放送を聴き、FM Fan、FM レコパル、FM STATION などを片手にエアチェックしていた高校時代。
でも、その後にレンタルレコード店が登場してからは、ほとんど聴かなくなった気がする。
それと FM の番組自体がマンネリ気味に感じたからかも知れない。

その後、FM を聴くようになったのは FM 802 が開局したのがきっかけ。
その FM 802 も何年か前からは、あまり面白くなくなってきたのですっかり聴かなくなりました。
開局当初は、バンパーステッカーなどのサービスやアメリカの FM 局を意識した番組構成だったりしたのに、DJ のトークが長くなったり、邦楽ばっかりで洋楽が少なくなったりと私の好みではなくなってしまった。
まぁ、そうしないと若いリスナーを獲得するのが難しいのでしょうけどね。

で、radiko で久しぶりに FM 802 を聴いてみたが、やはりあまり好きな番組がない。
以前と変わらず好きなのは、SHIRLEY さんの SATUDAY AMUSIC ISLANDS くらいです。

なので、FM COCOLO を聴くようになった。
ところが、こちらも私の知っている FM COCOLO ではない。

FM COCOLO は、阪神・淡路大震災をきっかけに開局した外国語放送局だったはず。
だから以前は、英語、スペイン、ポルトガル、韓国、中国、インド、タイ、ベトナム圏などの人々向けの放送が多かったと記憶しています。
といっても、もちろん日本語の放送はありましたけどね。

ところが、数ヶ月前に聴いてみたら、全然違う。
しかし、どこかで聴いたことのある雰囲気もある。
そう、開局当時の FM 802です。
FM 802でお馴染の DJ も何人かいる。
Headline News の BGM なんて同じじゃないですか。

ちょっと調べてみたら、今年の4月から FM 802が設立した会社が製作しているんですね。
それもほとんどの枠を…

FM COCOLO、平成22年度の番組を大幅改編

新しいステーションキャッチは「Whole Earth Station」
〜40代半ば以上をコアリスナーとした本格的な大人のFMステーションへ〜

大人の FM ステーションというのはいいと思う。
でも、今の放送はちょっと違うような気がする。
確かに、20年前の FM 802が持っていた雰囲気そのままの放送なので、私には懐かしい感じがするし、私と同じように感じる人もたくさんいると思います。
でも、それだと単なる回顧主義では？
昔の FM 802と同じような番組を放送することで、40代半ば以上のリスナーを獲得するためのきっかけなのでしょうか？
だから、ジーン長尾さんを1ヶ月限定の条件ですが復帰してもらい、番組名まで同じにしたりしたのでしょうか？
今の FM 802と FM COCOLO のどちらを聴くかと問われれば、私は FM COCOLO と答えます。
しかし、かつての FM COCOLO がなくなってしまっては、魅力は半減です。

あらためて、検索してみると以前の FM COCOLO がなくなってしまったことを惜しむ声が多いように思います。
せめてもう少し、以前の FM COCOLO の雰囲気をもった番組を増やして欲しい。