探し物をしていて偶然見つけた、1996年当時の気になるサイト

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ちょっと面白いサイトを見つけた 🙂
といっても、大阪にお住まいの方や大阪出身の方以外には、面白くないかも知れないけどね。

サイトの開設が1996年5月3日となっていますので、インターネットが一般的になる初期のサイトだと思います。
ですので、リンク切れがあったりサイトのデザイン・レイアウトが当時のままだったり、かなり古くさいサイトという印象があります。
15年前のサイトなので古くさいのは当然ですが、何もけなしている訳ではありませんので…
当時、すでに仕事としてサイトの制作をしておりましたけど、個人の方がこのようなサイトを作るというのは珍しかったのではないかなぁ。(おそらく個人の方のサイトだと、勝手に思っているだけですが…)

そのサイトがこれ 😀

OSAKA WEB

文字コードの記述がないので、文字化けするかもしれません。
それにしてもジオシティーズのサイトって、まだ残ってるのですね。
Yahoo!ジオシティーズじゃなく、ジオシティーズですからね。
更新しないといけないはずだと思っていましたけど、今でも残っているというのは、サイトが化石化してるのかな。

このサイトの『大阪街角ウオッチング1996年の大阪?–大阪の街を天王寺から難波、梅田周辺へと探索』というのが、当時の大阪の街を思い出させてくれる。

大阪の街を南から北に向かって、探索の旅にでます。大阪の姿をできるだけ、詳しく、細かく、伝えていきます。
大阪を知らない人、外国の人、大阪に興味のある人。さあ、いっしょにでかけましょう。

と、あるように大阪をミナミからキタへと探索します。
懐かしさの中に「そうそう」と思わず納得してしまうところや「そうだったんだ」と感心させられるところがあったり、実に楽しめました。

特に天王寺公園界隈から心斎橋、アメリカ村へとつづく探索は、一際懐かしさを感じます。
そうそう、今はなんばパークスとなった大阪球場の1階には古本のお店がありましたよね。
古くは千日前でパート、プランタン、今はビックカメラになりましたけど、今でもたたき売りの向上のお店は健在なのかなぁ…

確かに『なんば Walk』、以前は『虹の街』でした。

噴水を遠巻きにしていつも女性がたっているのがわかる。そして、それを見張るようにして 男がじっとしている。

う〜ん、意味深だなぁ。
梅田の泉の広場の噴水でも同じような光景を目にしたような気がする…

道頓堀から宗右衛門町あたりは、夜に行った記憶があまりない。
ただ、相合橋筋の『串くわ焼き たこ坊』には、よく行きました。
あなご、豚ぺい焼き、手羽ギョーザ、どれもおいしいけど、一番のお勧めは『えびパン』。
これが、ウマイ 😀

道頓堀、古本屋の天牛書店、ありましたね。
アメリカ村に移転してから漫画を100冊以上、持っていった記憶があるなぁ。
そういえば、アメリカ村によく行くようになった時には、もう天牛書店はなくなっていた。
最近は、アメリカ村へも行かなくなりました。
イシバシ楽器がパルコからアメリカ村へと移転したので、ちょっと前に行きましたけど、雰囲気が全然違う。
アメリカ村へ行きはじめた頃は、ビックステップはまだ中学校だったし、お店も少なかったけど、今より大人の雰囲気があったと思う。
ただ、よく行ってた頃の『Jelly fish』、『Balabushka』などのお店が、今でもやっていたのはうれしかった。

そして、探索はキタへと続く。

大阪駅、梅田界隈はこの数年で大きき様変わりした。
いや、開発はまだ続いている。
数年前に『ナビオ』が『阪急百貨店メンズ館』になり、1年前には『大阪富国生命ビル』がリニューアル、グランドオープンし、今年の5月には JR 大阪駅に『大阪ステーションシティ』がオープンした。
なので、当時の面影はほとんど無くなってしまったのではないだろうか。
そうそう、学生時代『大毎地下』には、よく行きました。
初めて『大毎地下』で見た映画は、『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! : A Hard Day’s Night』、『ヘルプ!4人はアイドル : Help!』、『イエロー・サブマリン : Yellow Submarine』、『レット・イット・ビー : Let It Be』の4本立てだったと思う。
安くて学生にはありがたい映画館だったよね。
映画といえば、OS 劇場で『2001年宇宙の旅』を見た記憶がありますが、まだ子どもだったのでさっぱり内容がわからなかった。
で、シネラマって何? 🙂

懐かしいなぁ、『揚子江』。
ここのラーメンもよく食べに行きました。
お世辞にも綺麗なお店だとは言えませんでしたが、あっさり、細麺のラーメンがおいしかった。
よく行ったといってもそれほど頻繁に行っていたわけではありませんが、横を見るとなかりの高確率で横山プリンさんがいました 😀
まさに「どんだけ会うネン」というくらいよく会いました。
ちなみに超濃厚ラーメンとして『天下一品』を紹介されていますが、やはり『天下一品』は京都でしょ。
まぁ、大阪で食べられるおいしいラーメン屋さんということで紹介されているのだと思いますが、私にとってはバイトが終わった深夜にクルマをとばして食べに行ったのが、京都の『天下一品』なのでね。

最後に『阪急の謎』。
今は阪急百貨店の建替え工事のために見ることができませんが、以前は一階コンコースに『ドーム型の豪華な天井』がありました。
映画ブラック・レインでも登場する場所です。
私もかすかな記憶しかありませんが、確かにそこは阪急梅田駅だった。
当時、両親の会話で「駅が変わる」というのを何となく覚えている。
それにしても、一階コンコースはとても素敵な空間だったけど、建替え工事が終わっても以前の風景は戻らないんでしょうね。

上記のサイトではありませんが、一階コンコースの画像がありましたので、興味のある方はどうぞ。

阪急梅田駅

そいいえば、ブラックレインで思いだしたけど、戎橋を歩いているとこれまた今はなき『キリンプラザ大阪』でロケをしているのに遭遇した。
かなり大掛かりなロケだったので「部長刑事じゃなさそうだなぁ…」と感じていたのですが、それがまさかブラックレインだったとは、後から知って驚きました。

それにしてもホント懐かしい気持ちになりました。
私の知らない古い話や経緯なども結構あったりするので、これを書いた人は私より年上じゃないかと…
だとしたら、ジオシティーズとはいえ当時このようなサイトを作った方は、コンピュータ関連のお仕事をしているか、または新しもの好きの人ですよね。
だって、当時は私より年上の人ってコンピュータとかに疎かったしね。
いまでは考えられないけど、コンピュータがおかしくなった時の電話サポートとのやりとりで、

「今、立ち上がってますか?」
「いえ、座ってます。」

「どのような環境でお使いですか?」
「日当たりのよい窓際で。」

「一度、落としてもらえますか?」
「えっ、床にですか?」

というような、会話が交わされていた時代です。
Windows95が発売されて間もなく『これから』という頃なので、仕方がないかも知れませんけどね。

しかし、このようなサイトが残っているというのも Web の楽しい一面ですね。
大阪のことも色々詳しいようなので、一度お目にかかりたくなりました 😀

あと、リンクにある『眠らない街ミナミの25時』というのもなかなか。
何かと話題になる『愛生会病院』ほどではないですが、当時のニオイがプンプンします 🙂

こちらは、2005年までは更新されていたのかなぁ…

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