docomo STYLE series L-04Bを見てきた

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DoCoMo の2010年夏モデルの L-04B を見てきました。

ザ・コンランショップでお馴染の ” Studio CONRAN ” がデザインした携帯電話です。
で、何が気になってこの電話を見に行ったかというと、ストレート端末というカテゴリながら微妙に曲がっているところ。
曲がっているといっても『く』字ほど曲がっているわけでなく、マニュアルによると176°の角度がついているという。
私ごときが言うのもおこがましいですが、さすがに ” Studio CONRAN ” がデザインしただけあって、本体の質感やボタンの文字、アイコン、またメニューなど、良くできていると思います。

で、もうひとつ気になった理由があって、同じような角度の携帯電話のコンセプト・デザインを考えたことがあるんですよね。

コンセプト・デザイン


あるコンテスト用に考えてみた携帯電話なんですが、たまたま角度が微妙に似ている… 🙂
まぁ、こちらの携帯電話は通常のボタンではなく、全面タッチパネルという設定なので、角度以外は特に似ているというわけではないと思いますが…
それと、この角度で固定されているわけでなく、ストレートにもなるというフレキシブル性を持たせております。
全面液晶のタッチパネルで曲げられるわけがないという指摘もありそうですが、ちょうど支点になるあたりで2つの液晶を繋げていれば大丈夫ではないかと…

ホントは、試作を作って検証しないとダメなんでしょうが、そこまでする時間も元気もありませんでした。 🙁
プロダクトデザインの場合は、モデル(モックアップ)化することが重要だったりするのは、重々わかってはいますが、個人の場合はそういうことがやっぱり難しいですよね。
インダストリアル・デザイン事務所に勤めていた頃は、発砲ウレタンと格闘していました。 🙂
その事務所は、インダストリアル・クレイではなく発砲ウレタンで実物大のモデルを作っていたんですよねぇ。
今では、すっかりモデル作りもしなくなりました。
プラモデルさえも作らなくなった…

それと、先日の記事で『iPhone 4の本体周辺の金属部分がアンテナとして機能する』と同じことを7年ほど前に考えたと書きましたが、今回のこの微妙な角度の携帯電話のデザインも同じようなことを考える人がいるわけで、ちょっとうれしくなりました。
というか、安心したというか…
もちろん同じようなことを考えている人は他にもいるでしょうし、考えているだけではダメで『製品になってナンボ』というのもわかっております。
まして、「同じことを考えたことがある。」といって自慢する気もありません。
プロダクトデザイナー出身として『まだ枯れてはいない』と思い込みたいだけなのかも知れない…

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