ゴーゴーミッフィー展に行ってきた

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ゴーゴーミッフィー展

昨年の夏に神戸で開催された時は、うっかりしてて気づいた時には終わってた。
今度こそは見逃さないようにと気をつけてました。
GW に子どもと一緒に行こうと思っていたのですが、ちょうどその頃に大阪ステーションシティの百貨店がオープンするというので、行くのをやめました。
聞くところによると1日50万人が大阪ステーションシティに訪れたとか…
行かなくてよかった 🙂

で、今週初めにひとりで行ってきたのですが、個人的な感想としては子どもと一緒じゃなくてよかったかも。
特に子ども向けの展示や開催ということではないようなので、うちの子にはまだ早い感じがしました。
お子さんをつれて見に来ている人もいましたが、子どもは退屈そうでしたからね。
まぁ、絵本を読めるコーナーもあるし、ミッフィーの絵を見ているだけで楽しいのは間違いない。
展示物をさわることができませんので、子どもがどれだけ興味を持ってくれるかですよね。
一緒に行っていたら、楽しんでくれたかも知れませんけど…

大人目線で見ると、とっても面白かった 😀
特に1950年〜1960年代のポスターが素敵でした。
前にも書きましたが、『絵本作家という前にデザイナーである』ということがよくわかります。
最近は Web でもレトロ調のサイトをよく見かけますが、ディック・ブルーナの当時の作品を見ていると色々とヒントになるのではないでしょうか。

また、ミッフィーシリーズの原画を展示してあったのも大変参考になりました。

美術手帖 2010年 04月号 ディック・ブルーナの謎にも、ディック・ブルーナの表現方法やミッフィーの下書きが載っていましたが、やはり実物を目の前にすると感銘を受ける。
美術手帖 2010年 04月号 ディック・ブルーナの謎の40ページに載っている絵本の制作方法も実物を見ることでよくわかる。
それとあの独特の線。
ちょっと震えたようなにも見えるし、滲んだようにも見える独特の線。
美術手帖 2010年 04月号 ディック・ブルーナの謎には、『点を打つようにゆっくりと描く』とあったのですが、制作している手元を映している映像があったので、とても興味深く拝見できました。
下絵を一気になぞるのではなく、5mmづつくらいを徐々に描いていく筆遣い。
やっと、『点を打つようにゆっくりと描く』という意味がわかりました。

展示してある作品を通して、いかにシンプルに仕上げていくかという信念も伺えて、デザイナーとしてとても参考になりました。
大阪では、あと数日しか開催されていませんが、是非!
大阪が終了すると残すは広島のみです。

もし、美術手帖 2010年 04月号 ディック・ブルーナの謎を持っている、もしくは手に入る方は行く前に目を通すことをお薦めします。
一層楽しめると思います。

ブルーナカラーの色鉛筆
ブルーナ・カラーの色鉛筆

グレーが入ってないのがちょっと不満ですが…
これ以外にも、色々とグッズを買ってしまった 🙂
2,400円ですが、図録はお薦め。

美術手帖 2010年 04月号 [雑誌]

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美術出版社

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