Flash8の “線の拡張機能は〜” というエラー

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先日、Flash8のデータを Flash6(Flash7以前のバージョン)でパブリッシュすると “線の拡張機能はサポートされてません” というエラーが表示されました。
おそらく、『Flash8の新機能で下位バージョンではサポートされていないので、パブリッシュしてもこの機能は無視されますよ。』ということだろうと思い、エラーを無視したのですが、ちょっと気持ち悪いので調べてみました。(何を今さらということなのかも知れませんけど、Flash8をほとんど使っていなくて MX で制作することが多いもので…..)

Flash8以前では、プロパティにある線の『線端』・『結合』とも【丸形】しかなく、どのような線でも必然的に【丸形】になっていましが、Flash8からそれぞれ選択可能になり、それによって対応していない Flash7以前のプレーヤーでパブリッシュするとエラーが表示されるようです。
エラーを無視してパブリッシュすると強制的に『線端』・『結合』を【丸形】に変換するようなので、予想通りエラーを無視しても問題ないみたいです。

無視しても問題ないとしてもやはりエラーを表示しない方がいいので、エラー回避の方法が下記の Adobe サイトに載っていましたので試してみました。
線の結合を【丸形】にしろということなのですが、こちらで試したところエラーの解消はできませんでした。

[228459]パブリッシュやパブリッシュプレビューを行うと互換性のエラーが表示される(Flash 8)

Macromedia Flash 8 の 1 つのファイル上で、パスの結合オプションに [マイター] を使用した後、対象バージョンを Flash Player 7 に指定して他のファイルのパブリッシュやパブリッシュプレビューを行うと、以下のエラーメッセージが表示されます。

また、『線のヒント処理』【チェック無し】、『伸縮』を【なし】から【標準】にするという方法もありましたが、それもダメでした。
イラストレーターでデータを制作するときに、線種の『線端の形状』を【丸形先端】、『角の形状』を【ラウンド結合】にして、Flash で読み込む方法もダメでした。

結局、一番確実なのは FLA ファイルを新規保存で一旦『Flash MX 2004 ドキュメント』で保存し、Flash8用のプロパティをすべて消してエラーを解消するという方法です。
Flash7以前のプレーヤーでパブリッシュするとうことは、Flash8の機能を使わないということなので、この方法が一番確実で簡単だと思います。

しかし、Adobe のサポートにあるエラー回避方法で、エラーが解消されないとはどういうこと? 🙂

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