WordCamp KOBE 2011に行ってきた

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WordCamp KOBE 2011

昨日、WordCamp KOBE 2011というイベントに行ってきました。
このようなイベントに行くのはホント久しぶりかも知れない。
商工会議所の交流会とか地域のイベントなど、それほど規模が大きくないイベントには参加していましたが、参加者が約600人というイベントになると久しぶりです。

で、少しばかり感じたことを…

当日は、イベントのお手伝いをしていたこともあり、興味のあるすべてのセッションを見ることができませんでしたが、後日公式サイトに映像がアップされるそうなのでそれを楽しみにしよう。(それとなくプレッシャーを与えてる? :-)
セッションがおこなわれる各部屋の状況を見ていると、『デザイン』、『スマートフォン(モバイル)』というキーワードに人気があったようです。
最近のスマートフォンの契約数などを考えると、デザイナー、エンジニアに限らず Web の制作に関わっている人、また、Web の制作には携わっていない人にとってもたいへん興味があるテーマだと思います。
このサイトもスマートフォン用テンプレートを jQuery Mobile で制作して、WPtap Mobile Detectorというプラグインを使って UA を判断して通常のテンプレート(PC 用)とスマートフォン用のテンプレートを切り替えて表示しています。
この方法がベストかどうかはわかりませんが、このように比較的簡単にスマートフォンサイトを構築できるというのも WordPress のいいところだと思います。
おそらく理恵さんのセッションではこのあたりのことを詳しく解説されていたんだろうなぁ…(動画が待ち遠しい…)

あと、20分間のセッションすべてを見ることはできませんでしたが、製作者として興味があったので、菱川さん宮内さんのセッションを少しだけ拝見しました。
子テーマという概念は何となく理解しているつもりなんですが、実際にどうやればいいのかよくわかりませんでした。
でも、少しの時間だけでしたけど、菱川さんのセッションを拝見して『なるほど、そういうことかぁ』と、感心させられました。
やはり、頭でアレコレ悩んでいないで、取りあえず実行・行動してみないといけませんね。
宮内さんのセッションでは機材トラブルでスライドを見ることができず残念でした。
ただ、WP Total Hacksの機能紹介はもちろんのことプラグインを使用する上での注意点というお話がとってもためになりました。
なるほど、そういうことなのね 😀

あとは LT での組長さんの話。
私も代理店さんと仕事をする上で、感じたことなのですごく共感できました。
それをビジネスに繋げるところが素晴らしい。
時間は前後しますが、マクラケン直子さんによる基調講演もよかったといううわさが…
見ることができなかったのですが、カイ士伝さんレポートを見るとうわさ以上にいい!
直子さんとは懇親会でご挨拶させていただいたのですが、すごくチャーミングな方でした。
また、
「4、5年前ですが、初めて買った WordPress の本が直子さんの本でした。」
と、言うと
「きゃ〜、うれしい!』
って、とっても笑顔が素敵でした。
「その頃から WordPress を使ってくれてありがとう」
とも言われてすごく恐縮しました。
他のスタッフさんたちのように WordPress を使いこなせているわけでもなく、ただ使っているだけのような状態なので…
こういう、出会いや会話が楽しめるのも WordCamp ならではですよね。

出会いといえば、以前私のサイトを紹介してくださった Custom Field Template pluginの作者でもある宮下さんにご挨拶できたことや Contact Form 7の作者である三好さんに恐れ多くも Contact Form 7への要望をお伝えできたこともうれしかった。

ここからは、デザイナーとしての感想。
デザインに関するセッションの人気が高かったのは、スピーカーの魅力やテーマがよかったというのはもちろんのこと、プラグラムにあまり縁のない人が WordPress に興味を持ちはじめているという証拠。
女子率が高かったということもそうですが、デザイナーやプログラムに縁のない人に興味を持ってもらえた、このサイトデザインとカフェという WordCamp KOBE 2011のコンセプトがよかったのだと思う。
もしかすると、先月発売された Web Designing (ウェブデザイニング) 2011年 08月号で、WordPress が特集されていたのも少なからず影響しているのかもしれませんね。
特集の内容は兎も角、デザイナーさんよりの雑誌ですからね。

最後にアンカンファレンスについて。
偶然、知り合いのデザイナー(Web デザインもしますが、主にグラフィックデザイン)数人に久しぶりに会った。
アンカンファレンスの時は、来場してきた参加者にどこのグループが、どのような話題でディスカッションをしているかを案内していたので、実際のアンカンファレンスには参加していません。
ただ、上記のデザイナーによるとアンカンファレンスが一番面白かったらしい。
各セッションも有意義だったけど、やはりアンカンファレンスが一番よかったのだという。
セッションはどうしてもその形式上、スピーカーからの一方通行の感が否めないが、アンカンファレンスは双方向(インタラクティブ)なのが、よかったのかも知れませんね。
しかし、参加者からテーマを出し合うというのはちょっと難しかったかも。
このあたりは改善の余地があるかも知れませんが、とても興味深いコンテンツであることは間違いないと思います。
もうひとつ、グループを仕切る司会者(リーダー)的な立場の人をどうするのかというのも今後の課題。
それにしてもグループを見事に仕分けていった組長さんはすごい 🙂
最初からある程度テーマを設定しておくのもアリではないかと。
ただ、そうなるとアンカンファレンスではなくなるかもね。
ディスカッションには参加していませんが、個人的には『中小企業さんと WordPress(CMS)』というテーマでディスカッションしていたグループがよかったのではないかと思ったりしています。
あまりにも大人数のグループになったので、他のグループと一緒だと手狭になってしまい、新たに部屋をもうけたのですが、かなり興味をもたれている方が多いのにビックリしました。
また、mamy315さんが司会をされていたようですが、大人数なのでベースは共通のテーマだけど、そこからまたグループ分けをしてディスカッションをし、最後にそれぞれの内容を発表してもらうという形式をとられていたみたいです。
このような方法は、中小企業の交流会などでおこなうことがありますが、すごくよかったのではないかと思います。
事前に何の打ち合わせもなく、臨機応変にこのような対応ができる mamy315さんは、素晴らしい 😀
一般参加者として参加していたとしても上記のデザイナーと同じようにアンカンファレンスが面白いと思ったかも知れません。

実際には、各セッションにしてもアンカンファレンスにしても参加したといえるほどではないので、間違っていたらゴメンナサイ。

それにしても有意義な一日でした。
私は当日だけのお手伝いでしたが、これだけのイベントを企画・運営された実行委員の方々、および事前の準備に奔走されたスタッフの方々、本当にお疲れさまでした。
バタバタしてすべてのスタッフの皆さまとご挨拶ができず申し訳ないです。
また、お会いする機会があればその時はご挨拶させていただきますので、よろしくお願いします。

スタッフの皆さま、本当に素晴らしい時間を共有できたことをうれしく思います。
ありがとうざいました。
そして、お疲れさまでした。

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