仕事では、Movable Type のバージョン5.0も5.1も使っていましたが、自分のサイトは放置していました 🙂
といってもこのサイトではなく、別のプライベート・サイト。
以前も書きましたが、このサイトは通常の HTML から始まってブログを Movable Type で設置、その後 Movable Type から WordPress へブログを移行、数年後に HTML 部分を MODX( MODx から名称表記が変更になったのかな?)で構築、そして数ページを残して MODX 部分も WordPress に変更してきた経歴があります。
で、Movable Type から WordPress へ移行する時に、当サイトのブログは基本的にデザイン関連のことを書き、新たに Movable Type で作るプライベート・サイトでフォトギャラリー & 日常や趣味のことを書くようにしたんですよね。
というわけで、そのプライベート・サイトを最新の Movable Type へアップグレードしました。
MT4 から 5.0を飛ばして5.1へのアップグレードなので大丈夫なのかなと思いましたが、データベースも MySQL だし インストール環境も大丈夫だし Movable Type のサイトを見ても問題なさそうなので、一気にアップグレード。
- 既存のデータベースを残す方式
- 既存のデータベースを上書きする方式
というように2種類のアップグレード方法が書いてある。
今まで気がつきませんでしたが、前から『既存のデータベースを残す方式』というのは書いてあったのかなぁ。
一時的ですが、1サーバーに Movable Type を2つインストールすることになるので、個人無償ライセンス違反ではないかと思うのですが、Movable Type のサイトに2種類の方法として記述しているから問題ないのでしょう…
実は、2年ほど前に MT4から MT5へアップグレードしたのですが、アップグレード後の動作がおかしくて MT4に戻したことがありました。
その時にバージョンを戻すのが面倒だったので今まで放置してたんですよね。
もしかしたら当時もこの方式の記述があったのかも知れませんが、その時に『既存のデータベースを残す方式』を知っていれば、間違いなくこの方法でアップグレードしてたのになぁ。
そうすれば、MT5から MT4に戻すのも楽なのに…
というわけで、『既存のデータベースを残す方式』でアップグレードをするので、新規でデータベースを作成。
既存のデーターベースからエクスポート & 新規のデータベースへインポート。
ちょっと時間がかかったのでヒヤヒヤしましたが、問題なくインポートできたようなので、Movable Type のディレクトリへログインすると自動でアップグレードが始まります。
ダイアログの指示通り進んでいくと Movable Type のインストールが終わり、続いてデータベースのアップグレード。
すると数分で、
アップグレード終了 😀
ここまでは比較的簡単。
といっても、WordPress のアップグレードに慣れているとちょっと面倒… 😕
で、Movable Type お約束の『サイトの再構築』
すると予想通りエラー!
まぁ、既存のプラグインがすべて動作するとは思っていませんので想定内なのですが、どのプラグインがダメなのかをチェック。
調べてみると2つほど MT5 非対応のプラグインがありましたので、代替プラグインを探してそのプラグインのタグでテンプレートを修正。
もう一度、再構築をすると今度は問題なく完了したので、サイトを確認。
プラグインを変更した影響でちょっとスタイルが崩れている箇所がある。
これは仕方ないということで、CSS もちょっと修正してもう一度サイトを確認。
今度は、問題なさそう。
検索やお問い合わせフォームも問題なく動作しているし、これにてアップグレード完了ということかな。
しかし、2年ほど前のアップグレード後の動作がおかしかったのは、何だったんだろう。
今回は、『既存のデータベースを残す方式』でアップグレードしましたが、基本的には前回と変わらないと思うのですが…
とりあえずは、問題なさそうなのでこのまま運用しよう。
といっても、サイトの告知も特にしていないので、訪問者数も1日数人から数十人という、とっても寂しいサイトですが… 🙄
でも、今秋には MT 5.2がリリース予定なんですよね。
かなり変わりそうなんですが、アップグレードは大丈夫かなぁ…